この記事は【レビュー】オメガ シーマスター ダイバー300M セドナゴールドコンビ Ref.210.22.42.20.01.002を半年間着用してわかったこと その① の続きとなります。ぜひこちらの記事もご参照ください。

スペック・価格

出典:https://www.omegawatches.jp/

ブランド:オメガ
価格:¥1,287,000
型番:210.22.42.20.01.002 
駆動方式:自動巻き
ケースサイズ:42㎜
厚さ:13.6㎜
防水性能:300m防水
パワーリザーブ:55時間
認定:METAS認定マスタークロノメーター
公式サイト:https://www.omegawatches.jp/watch-omega-seamaster-diver-300m-co-axial-master-chronometer-42-mm-21022422001002

ケースとベゼル

ケースは42㎜の316Lステンレススティールで、ベゼルと文字盤にはブラックセラミックが使われています。リューズのほかに、10時位置に円錐状のヘリウムエスケープバルブを備えています。厚さは13.6㎜に抑えられており、この時計を着けていて分厚いなと感じたことはありません。本格的なダイバーズウォッチにおいては、薄いジャンルに入るのではないでしょうか。

ケースにはサテン仕上げとポリッシュ仕上げが使い分けられ、ケースの造形もメリハリがつけられ高級感があり、「良いモノ」感が伝わってきます。裏蓋はシースルーバックになっており、美しいムーブメントを眺めることができます。

またブラックセラミックで作られたベゼルの回し心地と音は非常に軽快で、ほどよい感触があり、ベゼルを回すだけで所有感が満たされていくのが分かるのがこのモデルのすごいところ。こんな経験は初めてでした。

ですが、なんといってもこのモデル最大の特徴はやはりセドナゴールドでしょう。ベゼルの一部とスケルトン針、インデックス、リューズとヘリウムエスケープバルブにオメガ独自の18Kセドナゴールドが使われています。そこまで派手なゴールドではないので、上手くデザインに馴染んでいると思います。

特に、日が沈む時間帯のビーチに持っていくと、めちゃくちゃ風景とマッチしてとんでもない色気を放ってきます。

この質感伝わってくれるでしょうか…

文字盤

前述の通り、文字盤はブラックセラミックで、インデックスと針にはセドナゴールドが使われています。文字盤にはレーザーで刻印された波のレリーフが施され、ゴージャスで力強い印象です。時間帯や光の加減によって、ブラックセラミックは大きく姿を変え、さまざまな表情を見せてくれます。

文字盤に描かれる文字は基本白で、変に赤などの色を使っていないのは個人的に良ポイント。酸化ジルコニウムを表す化学式、「ZRO2」の文字だけは薄い黒で刻まれています。

さらに、アプライドされたインデックスは非常に立体的で存在感があります。私はこのモデルを手にするまで、スケルトンの針に対して視認性という点で少し懐疑的でありましたが、この立体的なインデックスのおかげでその心配はなくなりました。視認性はかなり良いです。夜間では塗布されたス⁠ーパ⁠ールミノヴ⁠ァが明るく輝き、時間帯や文字盤への光の入り方によらず、一瞬で時間を読み取ることができます。

出典:https://www.omegawatches.jp/

ス⁠ーパ⁠ールミノヴ⁠ァはかなり明るく発光してくれる

ムーブメント

ムーブメントは個人的傑作である、オメガキャリバー8800を搭載しています。このムーブメントはMETAS認定のマスタークロノメーターを取得しており、購入者はWEBで識別番号を入力すれば、その個体のマスタークロノメーター認定証を閲覧することができます。

実際使用していても精度は極めて良好で、一か月間の精度を計ってみたところ、平均的な日差は+0.5秒ほどでした。

コーアクシャル脱進機とシリコン製ヒゲゼンマイのフリースプラングといった、オメガの特徴的な部品を使用しており、その耐磁性能はなんと1万5000ガウス以上にも及びます。

このキャリバー8800は、そうした高レベルの精度や耐磁性能をもちながらも、外観の美しさも両立されています。ローターとブリッジにはアラベスク調ジュネーブウェーブが美しいロジウムプレート加工が施され、キラキラと光を反射します。

装着感

ラバーストラップの装着感は非常に良好です。時計自体の重さはしっかりと感じますが、厚さがそこまでないからか、時計の重心が低く、手首の上でブレることはありません。留め具にはピンバックルが採用され、オメガのロゴが施されているのが高級感を感じさせてくれます。ストラップとケースの接着部には隙間がまったくありません。

ネガティブなポイント

全体として非常に良くできた時計ですが、ネガティブなポイントもないわけではありません。

まず、6時位置の日付窓です。私はダイバーズウォッチに日付表示は不要だと考える派なので、文字盤のデザインを非対称にする3時位置に配置しなかったには良いポイントです。しかし、日付窓に高さがあり、日付ディスクとの距離を感じます。ここは見ていて詰めの甘さを感じます。

2つめのネガティブなポイントは、ヘリウムエスケープバルブ(HEV)です。

もしHEVがなかったら、よりスッキリとして洗練されたデザインになるのではないかと思います。しかしHEVはダイバー300Mのアイコニックな特徴でもあり、HEVがないからこそ他のモデルと差別化でき、1990年代の誕生から今に至るまで、腕時計界でアイコニックなポジションを獲得してきたのです。

ですが、もしHEVが円錐状ではなく3時位置のリューズと同じ円形のデザインなら、私はこのモデルを選んでなかったかもしれません。

まとめ

ここまで、オメガ シーマスター ダイバー300M セドナゴールドコンビ(210.22.42.20.01.002)の基本スペックや実際に半年間使って感じたつけ心地、機能面の魅力についてお伝えしてきました。

使ってみて改めて感じるのは、この時計が単なる高級ダイバーズを超えた「所有する楽しみ」を与えてくれる存在だということ。精度や耐久性といったスペックだけでなく、身に着けることで得られる満足感や高揚感こそが、このモデルの本当の価値なのかもしれません。

次回の記事では、この時計を手に入れて感じた所有する喜びや、購入を検討している方へのリアルなアドバイスを詳しくご紹介します。

次の記事に続く…

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投稿者 watch-student

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